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Graduates
卒業生

 

 

星通宏さん
入学:02年4月、卒業:03年5月

 


【渡米前】

英語は:英語専門学校出身の星さん。
卒業後は英語から遠ざかっていて、MMI留学までに6年間のブランク。
留学前に、TOEFL、TOEICの参考書・問題集に目を通し、TOEFLの基準をクリヤしてMMIに入学しました。

MMI入学のきっかけは:英語の専門学校を卒業して就職して…、でも英語をいかしきれてないな、と漠然と思っていたそうです。

日本にいた時に乗っていたのはヤマハのXJR400。
とても気になっていましたが、その時点ではハーレーは身近な存在ではありませんでした。
「ハーレーにも乗りたい」「「バイクをいじれるようになりたい」と、その頃の星さんは、やはり漠然と思っていました。

それらの「漠然」に輪郭が出てきたのは、会社をやめた時。
今まで勤めていた会社をやめた時、自分の将来の職業を改めて考えてみて、
今までの仕事とはまるで異なる職種でしたが、
メカニック、という職種が候補に上がってきたのだそうです。
アメリカでその知識を身につける、ということも英語が得意だった星さんにとっては魅力でした。

それまでの漠然とした「〜〜だったらいいな。」が、
少しづつ少しづつ星さんの中で具体的な、「〜〜できるかな。」「〜〜してみようか。」「〜〜しよう。」になっていきました。

MMIに留学をして、自分の手で触って、初めてハーレーが身近な存在となりました。

 


【留学生活】

アパート探し:AZSSのサービスを利用。渡米日その日にアパートに入居できました*1

車探し:卒業したMMI日本人学生から’90年のアストロを購入。
車の購入にあたっての唯一の条件は、「クーラーがきくこと」でした。
購入早々、排ガス検査(Emissions)を通すための修理が必要となりましたが、
非常にラッキーだったのは、星さんに車を売った日本人卒業生がその修理の半額を負担してくれたこと。

(中古車は、ある意味「いつ修理が必要になる事態が発生してもおかしくない」車です。
従って、購入「」のトラブルは、あくまでも買った側が負担するものなのです。)


バイクは:日本人卒業生からホンダXR250を購入、オフロード用のギアも込みで$800でした。
しかし、残念なことに、このバイクはアパート駐車場で盗難にあってしまいます。
普段はアストロの中に保管していたのですが、
たまたま日本からご家族が遊びに見えた際に車内のスペースを空けようと、
2週間ほどアパートの駐車場に停めていた時の災難。

フェニックスでのバイクの盗難は、組織だった犯行というより、素人の手によることが多く、
どこかで乗り捨てられて、バイクが見つかることも多いのですが、
星さんのバイクは完全なオフローダー、車体の登録も必要なく、とうとう見つかりませんでした。
(登録の必要がない、つまり、盗った人がいつまででも乗れるわけです。)

学校生活は:「手順がわかるまでが大変なんです。」
入学してすぐの講義(セオリー)、実習(クリニック)が始まってすぐ、ハーレープログラムに入ってすぐ。
授業の流れや作業手順、要領を把握するまでが大変なのだそうです。
要領がわかるまでは、実習中もどうしてもペースが遅めになってしまう…。

「星さんのMMI留学生活を支えたものは何ですか?」とお聞きすると
「やっぱり、わからないことが出てきたら、マニュアルやテキストを読んで徹底的に調べたこと、です。」

印象に残っているプログラムは「アーリープログラム」と「ERPプログラム」。
特にERPプログラム
(*2)は、何となく疑問に思っていたことに対して、理論で答えが出てくるので、面白かったそうです。
ERPとアーリー、この二つは星さんにとって「自分に対して”頭にきた”プログラム」なのだとか。
インストラクターの説明は理解できる、でも、頭ではわかっても、いざ自分の手を動かしていく、となると、
「ERPは特殊工具も使うし、要領を覚えるのに苦労して、自分で自分に頭がきましたが、それが逆に印象に残るプログラムになりました。」

MMIは:「スラング(俗語)の連発に驚きもしたんですが、
同じクラスの中に、若い子もいればおじさんもいて、親子ぐらいに年齢差がある者同士が同じことを勉強して、
対等に、なんというか、仲良く会話しているのを見るが好きでした。」

印象に残ることは:「やっぱり自分は外国人だな、って思いました。」
差別にあったとか、日本人であることを強く意識したとか、そういうことではなく、
免許をとったり、その更新に行ったりという各種の事務手続きの際に、国籍をそこに持たない外国人なんだ、と感じたそうです。

 



【帰国時】

車は:卒業後の旅行に車で行く計画をたてているため、帰国予定日のギリギリまで車を売ることができません。
解体屋さんか質屋さんに持って行って安く売って帰るか、
次にやってくる日本人に、そのぐらいの値段で売っていこうか、というところ。

旅行:卒業後に最後に車でテキサスへ旅行の予定。一人気ままに。
出発の時間を決めるのも、目的地の変更も、全て自分に都合を聞けばよい気ままな一人旅を、MMI留学生活の締め括りにするそうです。

星さんの留学生活を支えたものは、
「わからないことが出てきたら、マニュアルやテキストをじっくり読みこんだ地道な勉強」と、専門学校時代に習った英語の基礎。
その英語の基礎力のおかげで、「マニュアルやテキストを英文で読むことに全く抵抗を感じませんでした」。


アメリカに来てからの英語についてお聞きしました。
「テレビを意識してたくさん見ました。」
理由は………、英語のため、英語のヒヤリング力のアップのため。
「やっぱり映画を字幕なしで見れるようになったのって、ウレシイです。判るのは80%ぐらいですけど。」


帰国を2週間後に控え、「アメリカに実際に来てみてよかった、アメリカの良い面を沢山見れました。」

アメリカの好きなところは「返品システム」(アメリカでは商品を、合理的に、簡単に返品できるのです)、
逆にうっとおしいと思ったところは、「はっきりとした意思表示」。
「でも、こちらがストレートに表現すれば、ストレートに返ってくるので、それはいいところの裏返しでもあるんですけれど。」

 

*1: MMIはアパートの紹介を無料で行っています。この場合、入居申込み・入居手続きは御本人が行うことになります。
*2: 02年に行われたプログラム改定によりERPは廃止、一部はハーレー・レートモデルプログラム中のScreaming' Eagleヘ、
  一部は基本コースのクリニック3(マシンショップ)へ吸収されました。Engine Rebuild & Performanceの略。