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Graduates
〜卒業生〜
| 沖宏幸さん | 入学:04年11月、卒業:06年2月 | (入学前のバイク経験) 乗っていたのはゴリラとロードキング。 ゴリラはいじっていましたが、 ロードキングは乗るだけでした。 |
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| 安河内希さん | 入学:04年9月、卒業:06年2月 | 最初に乗ったのはYamahaのドラッグスター。19歳でした。 次に92年のEvo。外装のカスタムはしていましたが、 中身をいじることはありませんでした。 |
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| お二人の共同生活のなれそめは、まず、安河内さんが一軒家を借りたこと。MMI入学前のASU(アリゾナ州立大学)に英語留学中、安河内さんが知り会ったMMI日本人学生の方が一軒家を借りていました。一軒家を借りるには、管理や責任もつきまといますが、一番の魅力は何と言ってもガレージ。その方がガレージにバイクを置いていたのが強烈な印象で、自分も一軒家を借りようと決意。実際に入学したときに、それを実行にうつしました。 しかし、安くても900ドルから1,000ドルの家賃では、一人暮らしは現実的ではありません。安河内さんが家を借りて一段落ついた頃、たまたまタイミングよく、MMIに入学したのが沖さんでした。日本にいたときからの知り合いだったわけではありませんが、スムーズに共同生活が始まります。3ベッドルームの家で、もう一人、MMIからの紹介でアメリカ人学生が入居していました。 家を借りるということは、庭やプールもそれなりにメンテナンスしなくてはならず、そういう点でも気を遣ったそうです。また、金曜日の夜、同居するアメリカ人学生とそのクラスメートが、夜中過ぎまで屋根からプールに飛び込んで騒いでいたりという行為も、近隣迷惑を考えて安河内さんが注意をしなくてはなりません。みんなが楽しんでいるのに水をさすのも何だし、また共同生活ということを考えると頭ごなしな注意も抵抗があり、とりあえず話しかけるタイミングも考慮、みんなが楽しみ尽くした翌日に、「やっぱあれはちょっと控えよう」的注意をしたそうです。 安河内さんに家を借りたときの話をお聞きしました。 (安河内さんは、一人で家を借りる手続きを済ませました。家を探し、契約をし、それなりに管理していく、という事は、多分、口で言うほど簡単ではなく、それを何の問題もなくこなせたのは、安河内さんの意志と、いわば"重要なツボ"を押さえる能力(英語力だったり、英語には関係なく日本で培ってきた判断力など)だったと思います。) 「MMIのハウジング担当に相談して、不動産屋さんを紹介してもらいました。なかなか見つからなかったんですが、その不動産屋さんがいい人で、最後には自分の担当物件以外のものを紹介してくれるほどで、最終的には学校のすぐそばに家を借りることができました。 「実際に借りる手続きをしたときは、学生はだめだの、保証がないとだめだの、いろいろあって大変でしたが、一つ一つクリアしていきました。英語も自信がない部分もまだあったので、書類にサインをするときは何度も内容を確認し、相手の説明でも、これは危ないとかこれは大事だというところは、何度も何度も何度も相手の言ったことを繰り返して確認して、誤解が生じないようにしてました。 「一緒に住む人がスムーズに決まったのはよかったです。」 |
| その他、沖さんから、アメリカと日本の違いと端的に表わしている!と思われるエピソードをお聞きしました。それは、「アメリカに来て何か戸惑ったことはありますか?」に、沖さんが話してくださったことです。 「僕は、日本では自分のツールを持っていなかったので、MMIに入って"自分のツール"というのを持つことをとても楽しみにしてました。日本にいた頃とは違って、毎日、毎日、自分のバイクをいじっていたこともあって、本当に楽しみにしていたんです。それが、いざ自宅に宅配便で送られてきたツールの納品状態はというと、ダンボールが破れて物が飛び出してたり、ツール自体の梱包のビニール袋が破けていたり、工具の黒い塗装がはげてる箇所があったり。もう、本当にビックリしてガッカリしました。納品の状態がひどいと言っても、『でもツール自体は使えるでしょ。何の問題があるの?』なんですよね、アメリカ人の感覚は。そんなことを言い出す僕は、一時まるでクレーマー状態ですよ。もちろん、その後、きちんと相手とコミュニケーションがとれるよう、和解しました。」 日本とアメリカの納品管理や納品意識の違いがとても出ている話です。アメリカで暮らして、何が困る、戸惑うと言って、それは実は"英語"ではありません。もちろん英語もその一部ですが、一番戸惑うのが、こういう違いです。日本人にとっては当たり前のことが、アメリカ人にとっては当たり前ではないという、ある意味衝撃の事実!(もちろん、その逆もあります)。沖さんにとってはとても残念な経験で、紹介させて頂くのを少し迷いましたが、しかし、これこそが後になって無駄にはならない、とAZSSが考える経験なのです。もしかしたら、ご本人にとっては未だ納得がいかない経験かもしれませんが、「みんながそう言うからアメリカではそんなものなんだろう」と、納得がいかずとも声をあげないまま、という、つい陥りがちな穴に落ちずに、「アメリカはそんなところ」と中途半端に妥協せずに、自分で考え判断し主張したということは素晴らしいことです。どこで暮らそうとも、基本の基本は「自分で考え、判断すること」。その中で、異なる文化に対して自分なりの折り合い点を見つけていくのだと思います。 |