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〜MMIの新入生・在校生・卒業生のページです〜
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Hear them out! |
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"hear 〜 out"は「人の話を最後まで聞く」……卒業生の皆さんのお話いろいろを載せていきます。 |
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2005 December
日米のバイクショーの感想とパーツ供給(茂田英樹さん/02年卒業) |
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Bossley Cycle
390 Amapola Ave. Suite 4, Torrance CA 90501
http://www.bossleycycle.com/ |
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(写真は、05年、ラスベガスでのBig Twin Westにて。向かって右が茂田さんです。) |
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私はMMIを卒業してハーレー業界に残り、メカニックをしていない数少ない卒業生です。メカニックが表舞台で活躍する花形とするなら、パーツ供給、販売業務は裏方です。決して長くはありませんが、その裏方で働く私の体験を、少し書かせて頂きます。
私の主な業務内容は、「日本の本社への商品(交換部品からアクセサリーまで)の供給」と、「弊社オリジナル商品をアメリカで普及させること」です。オリジナル商品の普及に関しては、地元の小さなイベントから大都市の大きなイベントまで、出来る限り参加しています。
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先日、アメリカからの商品卸し先となる日本への販売促進の一環で、日本で唯一のカスタムショーに、スタッフとして参加する機会に恵まれました。日本とアメリカのショーを比べると、どちらも甲乙つけ難く感じました。そこで、どちらが良い悪いの視点ではなく、(日米の)「違い」ということに焦点をあてて、アメリカのショーについて、まとめてみようと思います。
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アメリカはエンターテイメント馴れしていると言うか、展示ブース、見せ方がうまいと感じます。
有名なメーカーであれば尚更で、メーカーのロゴが描かれたド派手な(日本で言う)コンボイで会場に乗り付けて展示商品、展示車両を何台も持って来る、宣伝用の無料のTシャツやステッカーを盛り沢山に用意して、あの手この手で来場者の注意を引こうとしている、といったかんじです。
来場者の中には、「ステッカーある?Tシャツは?」などと、展示を無視して聞いてくる人もますが、やはりその販売エンターテイメントは圧巻です。
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また、カスタム車両に関しては、日本以上に土地柄が際立ちます。
カリフォルニアで見るカスタムが、隣のアリゾナでは少なかったりします。やはり、チョッパーは乗り物なので、土地に合った乗りやすい物に姿、形が変わっていく、それが本来の土地に根付いた正しいチョッパー文化なのではないか、と思います。
アメリカの場合は、州がそれぞれの法律を持っていたりするせいか、それが如実に現れるようです。
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さて、次に、パーツ供給に関してです。
お客様の車両へパーツを取り付けるときに、肝心の交換部品が手元に無ければメカニックの作業を止めさせてしまうことになります。
純正パーツが必要であれば、Custom Chrome、Drag Specialities、Tedd Cycle/V-Twin等のカタログ(ディストリビューター)から仕入れます。
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仕入れにあたっては、まず、各社と販売店契約を結び、ディーラーアカウントを開きます。
ディーラーアカウント開設するには、それぞれのディストリビューターが決めている条件を満たさなくてはなりません。たとえば、パーツの輸出業者なのか?カスタムショップなのか?メーカーなのか?でも、条件が変わってきます。
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ディーラーアカウントの開設が済むと、次に商品オーダーです。
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お客様の要望に添って、メカニックやパーツ担当がカタログから選んでオーダーすればよいのですが、ディーラーアカウントの条件により、『最低オーダー金額』があったり、『アメリカ国内送料』が発生したりします。
もしも、オーダーした商品が『在庫切れ』になっていたら大変です。
多くのディストリビューターで振り替え商品を探さなければ、メカニックの作業を止めてしまいます。ましてや、『振り替え商品無し』で『再入荷時期未定』なんて最悪の事態です。が、この最悪な事態に陥ることも多いのです。
理由は、各ディストリビューターの色を出したいがために、そこのディストリビューターだけでしか買えない商品もあるからです。この最悪の状態を乗り越える方法は、『選択パーツの大幅な見直し』か『我慢して待つ』。
後者選択は、我慢して待った挙句のカタログ落ち(廃盤)という、想像もしたくない悲惨な結末が待っている場合もあり、不幸にもそんな事態に巻き込まれたら、メカニックとお客様に事態を理解してもらうしか無いといった感じです。
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アメリカでのパーツ供給はここまでですが、日本からの注文では、ここから更にパーツを日本へ送らなければなりません。ディストリビューターから直で日本へ出荷させている店もあるようですが、日本までの送料が意外と高いのです。
送料をパーツで補うためには、オーダー品目を増やして送料を安くするしかありません。けれど、必要のない商品を在庫したくはないといった事情から、品目が増えるまでオーダーを控える店もあります。これは、致し方ない事なのですが、お客様にとっては、作業時間よりも商品入荷までの時間にイライラしてしまいます。
また、逆に、タイミング良い場合は、日本の店からディストリビューターへオーダーした場合でも、最短5日程で、商品が手元に届くこともあります。
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MMIで学んでいる/学んでいた人たちにとって、英語圏は身近な存在だと思うのですが、日本で生活している人たちにとっては、『英語で部品を注文する』というのは大変な事と感じていると思います。確かに、今は誰でも留学ができて英語に堪能な人も多いですが、『英語ができてハーレーの知識がある」人は本当に少ないです。
MMIで学んだ知識を活かせるのは、決してメカニックだけではなく、部品部門(パーツオーダーに関しても同様なのです。
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MMI卒業後に、メカニックを希望される方にも、将来、独立を考えている人にも、MMIでは教えてくれない、パーツ供給に関して、知っておくべきことと思い、寄稿させて頂きました。
これから、MMIに入学される皆さん、頑張って自分の進路をみつけてください。
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